医療薬学フォーラム2019/第27回クリニカルファーマシーシンポジウム

医療薬学フォーラム2019
第27回クリニカルファーマシーシンポジウム
実行委員長 松尾 裕彰
(広島大学病院薬剤部 教授・薬剤部長)

 2019年7月13日(土)、14日(日)に、日本薬学会医療薬科学部会の主催および日本病院薬剤師会、日本薬剤師会の共催により医療薬学フォーラム2019/第27回クリニカルファーマシーシンポジウムを広島国際会議場にて開催いたします。平成から新元号に変わる節目の年に広島に皆様をお迎えし、開催できますことを大変光栄に存じます。
 本フォーラムを開催するにあたり、テーマを「新時代の医療薬科学−創薬科学と臨床薬学の新たな可能性に挑む−」と致しました。医療薬学においては基礎と臨床の両輪が揃った時に大きな価値が生み出されます。これまでの先人たちの研究により、多くの画期的な医薬品、新しい薬物療法、医療薬科学に関する新技術が開発され、その成果は薬物治療の質向上に寄与してきました。その甲斐あって、多くの疾患に対する薬物治療は標準化されました。一方で、薬物治療が標準化されると、個々の患者における効果や副作用は異なり、画一的な治療に限界があることがより鮮明となりました。その後、Personalized Medicineを目指した研究が盛んにおこなわれるようになり、最近、患者を層別化した上で、適切な診断や治療を選択して実施する医療”Precision Medicine”が注目されるようになっています。
 本フォーラムでは、今後のPrecision Medicineの実現に生かされることを期待して、特別講演をはじめとして、教育講演、シンポジウム、共催セミナーなど魅力あるプログラムを企画し準備を進めております。ロゴマークには、病気の克服と恒久的な平和への思いを込めて、折り鶴と原爆ドームを描きました。本フォーラムが医療薬科学の大きな発展のきっかけとなり、患者が安心して薬物治療を受けられる世界の実現に繋がれば幸いです。
 安芸の国広島は、原爆ドームと厳島神社の2つの世界遺産のある美しい街です。また、お好み焼きやつけ麺、小鰯や穴子などの瀬戸内の味覚も堪能していただけます。多くの皆様方のご参加とご発表を、心よりお待ちしております。